幸せについて考えてみた
折に触れて幸せについて考えているのだけど、現時点での結論としては、幸せとは主観であるという事だ。
つまり、自分の認識そのものが幸せを左右するということだ。
持っているものではなく。
今の時代、インスタ映えにフェイスブック、良いところだけが切り取られた非日常と自分の日常を比べてしまう。
隣の芝が青く見えてくる。
大事なのは隣の芝が青いという事実と、自分の芝の状態がどう見えるかというのは、全く別のことだと認識することだ。
隣の芝の色と自分の芝の状態を比較して考えることを止めなければ、他人の動向に自分の幸せを左右されることになる。
暇だといろいろ周りを見てしまうので、何か常に没頭できるものがあった方がいい。
同じものにずっと夢中であるのはなかなか難しいから、常に新しいことに挑戦するというのが、そのひとつの解だ。
何かに夢中であれば、他人が何をしているかは関心の外側になる。
また、主観的という言葉は人生のコントロール感と言い換えることもできると思う。
自分の将来を自分の選択で決めているという意識は、積極性とかポジティブ思考から生まれる。
ポジティブっていうと、なんでもこじつけて前向きに進むみたいなのを思い浮かべる人もいるけど、それはちょっと違って、実際は過去の結果から切り離して現状を捉えて、どう進むのが良いかを考える思考法だと思っている。
ポジティブな思考は、生まれつきのところももちろんあるけど、大部分は習慣によって身につくものだ。
大きな習慣を変えるのは難しいけれど、ちょっとしたことからであれば簡単に変えられる。
例えばため息をつくのをやめて、代わりに「よーし」と言ってみるとか。(自分は実際これをやってみて、バカみたいだけど少しずつポジティブに変化していくのが分かった)
また、心理学の認知について書いてある本を読むのもおすすめ。
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いわゆるパラダイムシフトを自分で起こすということだ。
10年以上前の本だけど、読みやすいし価値は薄れてないんじゃないかな。
自分をやみくもに肯定するでもなく、ただ自分自身の感情に素直であれたら、きっとそこから幸せの第一歩が踏み出せると思う。
げんちゃ
1000字 30分