げんちゃがお金について考えてみた

お金に関すること、日々考えたことを書きます

転職活動を終えて

無事転職活動が終了したので、判断基準や選考を進める上で気をつけたことをまとめてみる。


今回決まったのは、長い歴史を持つ非上場会社で、上場子会社という位置付けだ。

ベンチャー企業も興味はあったのだけど、ちょっと遠いのと、勤務時間が長くなるのがネックになった。


今のところ共働きだし、家族との時間も確保したいので、それほど残業が多くなく、それでいて実績を積んでいける会社を条件として設定した。

一昔前だとこれだと選択肢は少なかったと思うけど、今はだいぶ市況も良く、企業側も多様な働き方に対応してきている。
特に大企業ほど、懐が深い印象。



これから日本は人口動態に従って、徐々に経済規模も縮小していくというのが基本的なシナリオだと思うので、海外への進出を進めていることも必須だと考えた。

海外進出をしていれば、必然的に海外子会社への赴任の可能性が出てくる。
そこについては、今持ち家だし悩む所ではあるけど、売却できるように流動性がある場所を選んだつもりだし、奥さんも海外赴任には思いのほか好意的だったので、積極的に受ける方向で考えることにした。
ただし単身赴任はなしで。



それと給与水準とか諸々の条件で絞り込むと、わりと大きい会社の子会社だけが候補に残った。

経理財務の仕事は、正直どの業種でも大差はないので、志望理由をしっかりとさせるのに少し工夫が必要だ。


その会社の扱っている商品やサービスを実際に使ってみたり、社長や会社の人が出している本を読んでみて、自分の実感として話せるようにしておく必要がある。

僕は、店に行って社員の人に今度面接なんですって言って話を聞いたり、商品を実際に使ってみたりした。

自社の商品とかサービスを誇りに思いながら仕事をしたいっていうのは当然のことだし、サポートしたいと思える仕事じゃなきゃ、経理なんてつまらない。


あとは会社の財務状況を見るのに、決算公告やIRをあたると、より会社の中身が具体的に想像できた。
会社の中のお金の動きを想像できるというのは、経理の仕事にとって大事なことだと思う。

どちらも面接の雑談っぽいところでサラッと話を挟むと結構盛り上がったし、そういう事を実際にしてくる人はあまりいないと言われて、ベタ褒めされた。


あんまり有名すぎるところだとみんなが当然知っている情報というのが多すぎて、にわか知識では対応できないけど、非上場会社であれば、ちょっと調べれば結構他の人と差が出せるし、志望理由としても説得力が出せる。


一発で内定決まったのは、1社にじっくり時間をかけて対策できたというのが大きいと思う。
応募の段階でフィルターをかなり厳しくしたのと、リサーチ力で隠れた優良企業を見つけられたのが結果的に良かった。

年明けからは退職意思を伝えて、退職準備を進めないとな。

げんちゃ 1200字 40分