げんちゃがお金について考えてみた

お金に関すること、日々考えたことを書きます

タイムバンクをやってみて感じたこと

タイムバンクとは、メタップスという会社が最近始めた、専門家の時間の取引所だ。

タップスの社長は、先見の明があるともっぱらの評判で、こんな本も出している。

僕も読んだけど、先を読む方法論を分かりやすく書いてあって良い本だった。
考え方が近いので、未来を考える上で参考にできたらと思っている。



そんな佐藤社長直々のプロジェクトとして動き出したタイムバンクだけど、来たるべきトークンエコノミーの走りであり、かなりぶっ飛んだサービスだと思う。

株式市場の機能の本質は、ファイナンスとリスクの社会への分散、広告効果にあると思うので、これを個人として利用できるようになるというのは、非常に大きい。


これが世の中に受け入れられるか、早すぎたサービスになるかどうかは、これから決まる事だけど、実際に取引してみて、特徴など感じたことを書いてみる。



仕組みなど

株式市場と同じ形で、専門家がそれぞれ上場して株の代わりに時間を10秒単位で取引できる。
時間の売り出し数は、最初はかなり限定されており流動性は低い。

時間を購入したら、その専門家ごとに設定されている様々なリワードを利用することができる。
ビデオチャットで1800秒から利用可能で、面談は3600秒〜の設定が多い。

リワードとは保有時間数などの特定の条件を満たした場合に専門家から特別に受けられる報酬のようなものです。専門家ごとに内容は異なりますが、リワードを利用することで専門家と話したり、直接相談に乗ってもらうことなどができます。

リワードによって利用された時間は消滅する。
市場に出回っている時間が減れば、専門家は新たに時間を売り出すことができる。

ここが一足先に始まったVALUとの大きな違いで、VALUの残念な点をうまく克服していると思う。

ただ今は流動性が低いので、リワードを使うくらい買い集めるのは大変だと思う。

箕輪さんなんかは、ツイッターでリワードの申請が結構来ていると書いていて、そういう人は買い集めるので値段が一気に上がることが多い。
その勢いのまま、10/1にさらに直近高値を更新している。


応募倍率と価格

応募倍率と価格の上昇に関係がありそうなので、データとしてまとめてみる。


タイムバンクの今のところの応募倍率と上場からの最高値の関係はこんな感じ。



・千葉さん:3.5倍 41.7→78.5 +88.2%
・経沢さん:2.5倍 72.3→108.5 +50.0%
・箕輪さん:4.0倍 27.8→119 +328%
高値更新→210 +655%
・坪田さん:2.6倍 22.3→50 +124%
はあちゅうさん:4.4倍 55.6→183.6 +230%

・内山 麿我さん:6.1倍 22.3→49.9 +123%
・別所 隆弘さん:5.9倍 27.8→60 +116%
・岡田 優介さん:32.6倍 11.2→82.8 +639%

アイスマン福留さん:14.4倍 16.7→37.7 +125%
・高野 秀敏さん:3.3倍 41.7→
・田端 信太郎さん:17.0倍 77.8→

10/2データ追加


初期5人は、17日12:30時点での抽選倍率
内山さんから岡田さんまでは確定値
アイスマン福留さん、高野秀敏さん、田端 信太郎さんの3名は9/27 18時時点での中間報告
いずれも公式ツイッターより





スタートの5人よりも、つぎに公募になっている人達の方が倍率がかなり上がっている。


最も倍率が高い岡田優介さんは、本人がツイッターで提案された単価から半額で売り出したと書いており、売り出し単価は今までで一番安い。
おそらく値上がりを期待した人が群がっているのだと思う。
僕も岡田さんのスペックと比較して安すぎるので、有望だと思っている。



公募金額が高い人の方が、のびしろは少ない印象。
抽選倍率との相関関係は思ったよりはなさそう。


毎日どんどん新規公開があって、今まで知らなかった分野の専門家がどんどん出てきて面白い。

全員同額を申請して、原資回収したら放置のスタイルで保持銘柄数を増やしていこうと思う。

田端さんは知名度があって、公募価格と倍率は高め。本人が煽ってきそうなのでどういう値動きをするか楽しみにしている。


また新規公開が進めば追記していきたい。

げんちゃ
1700字 45分