家計相談に何を求めるか
家計相談の仕事を実際に受けてみて、いくつか感じたところがあったので書いてみる。
項目としては、
- どういったニーズがあるか
- どういう意義があるか
- どういう形で提供するのがいいか
という3点になる。
ニーズについて
まず、ニーズとしてあるのは、
- 現在の家計を診断してほしい
- 家計管理のやり方を教えてほしい
- どんな保険が必要か診断してほしい
- 子どもができても大丈夫か計算してほしい
- 未来に漠然とした不安がある
- 家を買いたいのだが、どれくらいの金額までなら大丈夫そうか
- 老後資金が心配だが、どれくらい貯めればいいのか
- 資産運用を始めたいのだか、どうやって始めればいいか
- 身近な人には相談しづらいことについて聞きたい
という感じだろうか。
基本的には、大きな出費がある時や人生の大きなイベントがあった時に、相談するという感じになると思う。
相談するのにもいくつか段階があって、自分で調べようとしたけど、何から手をつけていいか分からないという人から、いろいろ調べてみて分からないポイントがハッキリとしている人までいる。
今の時代、情報があまりにあふれていて、自分で正しい情報にたどり着きたいという意欲があっても、なかなかたどり着けないという状態が良く起きていると思う。
僕も趣味でいろいろ調べてると、雑多な情報に惑わされるときがよくある。
また、インターネットに流れている情報は非常に誤りが多い。
情報はタダで手に入る時代になったけど、その分情報の判断というものに価値が付くようになってきている。
そういう中で、正しい情報を提供するのが、1つの役割になると思う。
意義について
お金の不安は放っておいて自然に解決するものではなく、どこかのタイミングでしっかり向き合わないと解決しない問題だ。
自分自身、結婚するとなった時に人生のキャッシュフロー表を作ってみて、未来へのイメージとか今やるべきことがハッキリして、漠然とした不安が和らいで、何も心配することはないなと、前向きになれたのを覚えている。
そういう、人が前向きになる力を与えられるというのが、この仕事をやってみて思ったこと。
自分の知識を人の役に立たせることで、安心や可処分所得の増加という価値を提供し、その対価としてお金をいただくというのは、お互いにとって意義のあることだ。
提供の仕方について
今は、3つ程サービスの提供の仕方を用意している。
- メールによる相談
- Skypeによる相談
- 面談による相談
プライベートでよくお金の相談とかされるけど、それは普段からの態度とか話している内容によって信頼の残高が十分にあるからだと思う。
お金の話はセンシティブな問題で、信頼の残高がそれぞれの人の閾値を超えていないと、相談しようとはならない。
ネット上の関係で、それをどうやって担保するかというのを考えた時に、ブログやTwitterなんかで情報発信をしていくのが大事だと思う。
また、アクセスのしやすさを考えると、基本的なプランはパッケージングしていくのがいいと思っている。
今の時代なら、基本パッケージを暗号通貨のプラットフォーム上でバウチャーを発行するというのはやってみたい。
技術的なところはそんなに難しくないから、問題はどこまでをパッケージとするかのところ。
げんちゃ
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