げんちゃがお金について考えてみた

お金に関すること、日々考えたことを書きます

プログラミングを始めてみた

以前からやりたいと思ってたけど、なかなかまとまった時間が取れなかったので始められなかった、プログラミングを始めてみようと思う。

ちょっと仕事も落ち着いたし、お盆休みとかで少し時間もとれそう。


大学でc言語を多少かじったくらいなので、ほぼ初学になる。


今回勉強する言語はpythonにした。


始めるにあたって、主要言語の概要を調べてみたけど、いろいろ宗教戦争がありそうなので、ふいんき(で選んでみた。

初学者に向いているとあったし、後々API連動の自動取引と機械学習で実際に使っていきたいという明確な目的もある。

ライブラリが充実していて生産性が高いと友だちから聞いていたのも、なるべく楽したい自分としては良いと思った。
後から始めた人が苦労しなくていいのは、本当にいい文化だね。


最初に本を買ってみようかと思ったけど、どれがいいか選ぶ知識がそもそもないので、まずはインストールとか環境設定を自分で調べてやってみて、ぼんやりと見えてきた段階で本を選んでみようと思う。

興味を持つきっかけになった、「退屈なことはpythonに〜」

とかいくつか候補はある。


環境はMacBook Proの2013で、最近SSDに換装したのでまだ戦えるはず。
必要があればメモリも増やそうと思っている。

今やっている専門分野である税務会計も、独学から始めて仕事にしたので、今回もちゃんと学んで自分の道具として使えるようにしたい。

650字30分

最近子育てが楽しい件

これまでで一番子育てが面白い時期に入った感じする。

今までは、お互いになんとなくの雰囲気で接してきたけど、1歳過ぎてだんだん言葉が通じるようになってきて、ようやく一人の人間としてコミュニケーションが取れるようになってきた。

こういう時期が来るのを待ち望んでいたので、普通に話したことが通じるようになって、いろいろ遊んだり、教えたりできるのがすごく楽しい。
最近はお絵かきとゴミ捨てにハマっている我が子です。


あとは、保育園に行くようになって、今までは自分たちが教えたことしかできなかったのが、気づくと新しいことを覚えていたり、できないことができるようになっていたりして、日々の変化にこちらがついていけないくらい。

この前、葬式があって親の実家の長野に帰って、向こうはやっぱり古い考えの人が多くて、小さいうちから預けてかわいそうだねぇ。みたいなこと言われたけど、保育園にいって良かったことしかないので、毎日お友達と遊んで楽しそうにしてますよ、と軽く反論しておいた。
向こうは全く悪気はないけど、今の日本の縮図だなーという感じがした。


あと、生まれたばかりの頃は、10kg以上もある子供を抱っこして歩いてる親御さんすげえと思っていたけど、子供の成長とともに僕の腕周りの筋力も成長していくので、よくできたシステムだなぁと感心している。
腕周りだけじゃなくて、心構えとかコミュニケーションの取り方とかも一緒だよね。
子供が成長すると親も成長していく。

大人になると、変化というものが少なくなって来るから子供がいるというのは大変だけど、それだけ自分も変化してくことができるっていうことで。
自分も子どもと接しながら、自分が変わっていくのを楽しんでいきたいと思う。

げんちゃ

750字 30分

保険の選び方2 収入保障保険について

前回、収入保障保険をゴリ押ししたので、その詳細と税金周りの解説を書いておこうと思う。


まず加入の金額の目安だけど、年金に加入していれば遺族年金というものが出るので、生活費の全額を保険でカバーする必要はない。

遺族年金の額はその人の年齢と18歳以下の子どもの数によるけど、10万円くらいだと思っておけばいい。
参考にオリックス生命のページを
遺族年金(必要保障額シミュレーション)|オリックス生命保険株式会社

なので、生活費など考えて月20万くらい必要だと考えるのであれば、収入保障保険のカバーする金額は10万円で済む。



本当に必要な分だけ入れるので合理的。
30歳くらいの人が加入する場合、死亡保険の掛け金と収入保障保険の掛け金を比較すると1/3くらいになるはずだ。

試しにアクサダイレクト生命保険で30歳男性65歳満了月額10万で見積もりすると、月3640円の保険料で入れる。
不必要な特約を外して、年払いにすればもっと安くできる。

掛け捨てだと損すると考えて、高額な貯まりのある保険を選ぶより、安くなった保険料分で人間ドックに毎年行った方が健康寿命も伸びるし、長生きできて良いと思う。

保険料は人生を破綻させないための必要経費だと考えればいい。





受け取る人の税金だけど、受け取り方によって2つのパターンに分かれる。

ひとつめは一時金として受け取るパターン。
もうひとつが毎年年金として受け取るパターン。
この2つの組み合わせも可能だ。


一時金で受け取る場合は、年金でもらう場合の合計額より10%〜20%目減りして受け取る形になる。(将来の運用益分が差し引かれるため)

毎年年金としてもらう場合も同じ相続税の対象となるが、相続税評価額は年金受給権の評価になるため、普通の死亡保険金よりはかなり安くなる。

相続人の数×500万円の非課税枠があるので、基本的にあまり税金は心配しなくていい。


個人年金の取り扱いと混同してるサイト結構多いけど、収入保障保険は被保険者の死亡を保険事故とする保険に年金払い特約が付いているものだから、相続人に支払われる場合は生命保険金の非課税の枠が使えます。ただの年金受給権とはちょっと違う。

(年金により支払を受ける保険金)

3-6 法第3条第1項第1号の規定により相続又は遺贈により取得したものとみなされる保険金には、一時金により支払を受けるもののほか、年金の方法により支払を受けるものも含まれるのであるから留意する。(昭46直審(資)6改正)


収入保障保険は死亡時にはもらう方法が決まっていないけれど、その後に確定した支払い方法をもって評価することとされている。

平成26年9月 国税庁
年金の方法により支払いを受ける保険金の支払請求権(受給権)の相続税法上の評価の取扱いの変更について
https://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h26/henkou0926/index.htm


翌年以降に受け取る年金は雑所得となり、他の収入と合算して所得税の課税対象となる。
ただし、いったん相続税の計算対象になった部分は除かれるので、実際に税金の対象となるのは微々たる金額なのであまり気にしなくてもいい。
また、基本的に年金の受給が始まるまでの期間での加入が合理的なので、年金と雑所得で合算して税金がかかるという心配もない。

また、遺族年金は所得税が非課税なので税金の心配はいらない。


これくらい知っておけば、万が一の時も心労がだいぶ和らぐはず。




60分 1250字
追記→1550字

げんちゃ

お金から離れるために

僕はお金に興味があって、いろいろ調べたり人に教えたり、仕事にしているわけだけど、別に生まれ変わったらお金になりたいとか、お金と結婚したいとか思っているわけではない。

人生において、お金はなるべく意識の外に置いておける方が幸せだ。


お金を人生から遠ざけるためには、いくつか方法があるけど、一番の王道はお金を貯めることだ。
具体的には、自分が1年以上働かなくても生活できるくらいの流動資産を蓄えるのがいい。

いわゆる、生活防衛資金というもの。

生活レベルにもよるけど、240万というのが目安になるんじゃないだろうか。
だいたい月20万円で1年間だ。
貯めるのには、その何倍かかかるかもしれない。
だけど、その期間が自信になる。

これくらい貯めることで、病気や怪我、精神が弱ってしまったときでも、生活の心配をしなくて済む。
失業保険などを使えばもっと期間には余裕がある。
その間にまた立て直せばいいのだ。


また、一年間のうちの特別な出費を全てリストアップしてみるのもいい。
分かってはいるけれども、忘れた頃にやってくる大きな出費というのは、お金の存在を必要以上に大きく見せる。

特別な出費というのは、イベント的な旅行や、車検、税金、家電の購入、家の更新料、ご祝儀など。
一定の金額以上のものを思いついたものからどんどん足していけばいい。
そうすると、普段の生活費以外でかかるお金というのが可視化されて、少し計画的になれるし、変な無駄遣いをする気が少し減るはずだ。

なんでもそうだけど、深く知ることで、それは無意識のものになり、姿を消す。

お金もよく知れば、ただの道具にすぎない。



これは余談だけど、そう遠くない未来に、直接的にお金と関係しなくても生きていけるようになるかもしれない。

お金は価値の流通手段として圧倒的に優れていたから、ここまで天下をとってきたけれども、新しいブロックチェーンなどの技術によって、お金を介在させずに、直接価値をやり取りする方法が生まれつつある。

お金の裏付けは、万人が価値との交換を認めてくれるという信用なんだけど、信用を技術で担保することで、お金のように信用がないものでも、お金と同じように市場にのせて、流通させることができるようになってきている。

今日発表があった、メタップスのタイムバンクなんかもそういう形の未来の片鱗だとと思う。
これはブロックチェーンの技術を使うかは分からないけどね。


というわけで、お金から離れるためには逆説的ではあるけど、まずお金をよく知りましょうというお話でした。

1080字 40分


げんちゃ

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保険の選び方1

最近世の中に保険を相談するところが増えてきたけど、あれってもちろんボランティアじゃないので、収益源があるわけ。


それが保険会社からの手数料なんだけど、だいたい保険料の20%とかかが多い。高いやつだと初年度100%なんていうのもある。それだけ営業に手数料として払っているから、日本は保険大国なんだよね。

アメリカは皆保険制度じゃないから、基本自前で生命保険に入るんだけど、それプラス人口を考えたら、日本の3倍くらいマーケットが大きくないとおかしいけど、実際は日本の方が20%くらい少ない程度。

つまるところ、日本人はたいがい保険に入りすぎているのだ。


自分の専門は法人の保険だけど、個人向けの保険も自分が入るに当たっていろいろ検討したので、基本的な考え方を書いてみる。


まず医療保険は基本不要だ
高額療養費制度というのがあり、月8万くらいまでしか負担はない。
それ以外の費用は貯金で賄おう。
差額ベッド代も病院都合なら請求されても払う必要はない。

ただし、先進医療特約のために最低限で加入するのは良いかもしれない。
オプションで月100円くらいの保険料だけど、万が一保険対象外の治療を受けるときのリスクをカバーできる。
確率的にはかなり低いけど、保険というのは万が一の時に人生を破綻させないためのものなので、こういう高額なリスクに対しては何らかの手当が必要だ。
それを入れても年間で2万くらいの保険料で済む。
もしくは、他の保険の特約で先進医療特約を付けられるものもあるので、それでカバーしてしまっても良い。


もし医療保険に入るのであれば、終身払いでなくて65歳までの短期前払いの契約にしよう。
その方が生命保険料控除のメリットである、節税効果を享受できる。終身払いの場合、収入がなくなってからも保険料を払い続けないと、万が一の時に保険金がもらえない。
収入がないのに保険を払い続けるのって、なんだか本末転倒な感じしません?

あとは、払い方を年払いにすると更に保険料が安くなる。5%くらい変わったりするから侮れない。
これもこちらから言わないと金額とか出してくれない場合が多いので、知ってるのと知らないのだと大きく差が出る。



死亡保険もほとんどの家庭には過剰な保証だ。

だいたい、30才で死んでも60才で死んでも同じ保険金額である必要性がまるでない。

そもそも、いきなり10000万入金してきて、はいこれで死ぬまで生活してくださいといって、計画通りに生活できる人がどれだけいるだろうか。


代わりにオススメしたいのが、収入保証保険だ。
これは例えば自分が死んだ後に、奥さんが65歳になるまで毎月10万円が支払われるというような契約になる。
年金がもらえるまでをこの保険でカバーして、それ以降は年金で生活するような形になる。
だからムダがない。

そして、途中で子どもが生まれたりして、保険の見直しをしても今までの保険料がムダになるということもなく、デメリットがほぼない。
死亡保険なんかだと、貯まりがあるので、途中解約はかなり損する形になる。


長くなったので、続きはまた気分が乗れば書くよ。


追記しておくと、金銭だけでなく、感情のカバーも大事だと思うので、論理の部分を理解した上で、なお不安があるようであれば、加入することは意義があることだと思う。


げんちゃ

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新しいことを始める

だんだん歳をとってくると、新しいことを始めるのが難しくなってくるものだけれど、もっとカジュアルにいろいろ始めた方がいいよねって最近思う。


というのも、ここ数年を見ているだけで時代の流れがどんどん早くなってきていて、新しいことをやらないことのリスクが目に見えて大きくなってきてるからだ。

昔は、数世代に渡って同じ職業をしていたり、ちょっと前だと一生同じ会社に勤め上げるという感じだったと思うけど、もはや10年後に自分がどういう仕事をしているか、どういう職業が存在しているかさえ分からないような時代になってきてる。


自分の今やっていることを惰性で続けていると、気づいたら仕事がなくなっていたり。

逆に考えると、今よく分からなくてなんとなく遊びでかじっているだけのことが、将来仕事になったりということも出てくると思う。


自戒を込めて書くと、新しいことを始められない言い訳は、
時間がない
お金がない
知識がない
自信がない
こんなところ。


忙しい人ほど、隙間時間に本を読んだりして、まとまった時間がないにも関わらず、毎月何冊も読んでいたりする。
やらないことを決めれば、時間はいくらだってできる。

お金と知識は、インターネッツで基礎的な情報なちょちょっと検索すればGoogle先生が無料で教えてくれるから、ほとんど必要ない。
基礎的なところがわかったら、Amazonとかメルカリで中古の評価がよい本を何冊か買えば、さほどお金もかからない。

みんな最初は素人だし、とりあえず走りながら考えるのも大事だと思う。
スタート地点ではずいぶんと上に見えるところでも、3ヶ月して気づいたら通り越していたなんてこともあるかも知れない。


頭のいい人ほど、現在の情報のみで論理的な結論を出してやる前にあきらめちゃったりするけど、始めてみないと見えない情報って結構多いし、現状この文章も書き始めた時に想像していなかった終わり方をしようとしてる。

変化が多い時代、我々もカジュアルに新しいことを始めたりやめたりしちゃえばいいんじゃないの?

執筆時間30分 850文字

投資のはじめかた

よく同年代にも聞かれるので、投資のはじめかたを書いてみる。

 

まずは結論。

1.ネット証券に口座を開く。(ネットで完結!

2.余裕資金からETFを買う。(一回やれば簡単!

3.これを毎月機械的に行う。(忘れちゃってもok!

4.ほんとにものぐさな人にはこれを全部自動でやってくれるサービスがある!

 

さてハードルをぐっと下げたところで解説。

 

今の時代、年金がもらえるか分からない、給与が上がっていく保証がないという不安もあり、みんな老後資金のために資産運用というのをやった方がいいというのは分かっているはず。

だけど、実際どうしたらいいか分からなかったり、どれくらい元手が必要か分からなくてはじめられなかったり、という感じだと思う。

 

大きなお金が動く世界というのは残酷で、素人が何も考えずに足を踏み入れると、すぐに身ぐるみ剥がされてしまう。

だから、はじめは防御力高めで、小さくスタートするのがいい。

 

防御力を高めるには、いくつかポイントがある。

一つは手数料が安いこと。

銀行の窓口とかで売ってる投資信託なんかが手数料高いやつの代名詞だよね。

手数料が高い=はじめからマイナスでスタート なので、手数料は敵。

 

もう一つはリスクが低いこと。

リスクという言葉は、なんだか危ないというイメージがあるかもしれないけど、ただ単に値段の振れ幅を表す言葉にすぎない。

 

 

そんな手数料が安くて、リスクが低いものなんてあるのかよ〜というあなたにETFがオススメ!

ETFというのは簡単にいうと、少額から買える詰め合わせセットで、いろんな商品が入っていることで、こっちは上がってあっちは下がってとなるので、値動きが少なくなる=リスクが減る。

また投資信託と違って、内部で頻繁に売買するものではないので、運営する側も経費がかからず、その分販売するときの手数料も安い。

 

ネット証券で買うのも、手数料を下げるため。

 毎月買うのも、リスクを下げるための手法。

 

というわけで、1万円くらい握りしめてネット証券へGo!

あとでリンク貼る予定。。。