げんちゃがお金について考えてみた

お金に関すること、日々考えたことを書きます

新しいことを始める

だんだん歳をとってくると、新しいことを始めるのが難しくなってくるものだけれど、もっとカジュアルにいろいろ始めた方がいいよねって最近思う。


というのも、ここ数年を見ているだけで時代の流れがどんどん早くなってきていて、新しいことをやらないことのリスクが目に見えて大きくなってきてるからだ。

昔は、数世代に渡って同じ職業をしていたり、ちょっと前だと一生同じ会社に勤め上げるという感じだったと思うけど、もはや10年後に自分がどういう仕事をしているか、どういう職業が存在しているかさえ分からないような時代になってきてる。


自分の今やっていることを惰性で続けていると、気づいたら仕事がなくなっていたり。

逆に考えると、今よく分からなくてなんとなく遊びでかじっているだけのことが、将来仕事になったりということも出てくると思う。


自戒を込めて書くと、新しいことを始められない言い訳は、
時間がない
お金がない
知識がない
自信がない
こんなところ。


忙しい人ほど、隙間時間に本を読んだりして、まとまった時間がないにも関わらず、毎月何冊も読んでいたりする。
やらないことを決めれば、時間はいくらだってできる。

お金と知識は、インターネッツで基礎的な情報なちょちょっと検索すればGoogle先生が無料で教えてくれるから、ほとんど必要ない。
基礎的なところがわかったら、Amazonとかメルカリで中古の評価がよい本を何冊か買えば、さほどお金もかからない。

みんな最初は素人だし、とりあえず走りながら考えるのも大事だと思う。
スタート地点ではずいぶんと上に見えるところでも、3ヶ月して気づいたら通り越していたなんてこともあるかも知れない。


頭のいい人ほど、現在の情報のみで論理的な結論を出してやる前にあきらめちゃったりするけど、始めてみないと見えない情報って結構多いし、現状この文章も書き始めた時に想像していなかった終わり方をしようとしてる。

変化が多い時代、我々もカジュアルに新しいことを始めたりやめたりしちゃえばいいんじゃないの?

執筆時間30分 850文字

投資のはじめかた

よく同年代にも聞かれるので、投資のはじめかたを書いてみる。

 

まずは結論。

1.ネット証券に口座を開く。(ネットで完結!

2.余裕資金からETFを買う。(一回やれば簡単!

3.これを毎月機械的に行う。(忘れちゃってもok!

4.ほんとにものぐさな人にはこれを全部自動でやってくれるサービスがある!

 

さてハードルをぐっと下げたところで解説。

 

今の時代、年金がもらえるか分からない、給与が上がっていく保証がないという不安もあり、みんな老後資金のために資産運用というのをやった方がいいというのは分かっているはず。

だけど、実際どうしたらいいか分からなかったり、どれくらい元手が必要か分からなくてはじめられなかったり、という感じだと思う。

 

大きなお金が動く世界というのは残酷で、素人が何も考えずに足を踏み入れると、すぐに身ぐるみ剥がされてしまう。

だから、はじめは防御力高めで、小さくスタートするのがいい。

 

防御力を高めるには、いくつかポイントがある。

一つは手数料が安いこと。

銀行の窓口とかで売ってる投資信託なんかが手数料高いやつの代名詞だよね。

手数料が高い=はじめからマイナスでスタート なので、手数料は敵。

 

もう一つはリスクが低いこと。

リスクという言葉は、なんだか危ないというイメージがあるかもしれないけど、ただ単に値段の振れ幅を表す言葉にすぎない。

 

 

そんな手数料が安くて、リスクが低いものなんてあるのかよ〜というあなたにETFがオススメ!

ETFというのは簡単にいうと、少額から買える詰め合わせセットで、いろんな商品が入っていることで、こっちは上がってあっちは下がってとなるので、値動きが少なくなる=リスクが減る。

また投資信託と違って、内部で頻繁に売買するものではないので、運営する側も経費がかからず、その分販売するときの手数料も安い。

 

ネット証券で買うのも、手数料を下げるため。

 毎月買うのも、リスクを下げるための手法。

 

というわけで、1万円くらい握りしめてネット証券へGo!

あとでリンク貼る予定。。。

結婚して2週間経って お金のこと

http://instagram.com/p/tR_8XLCYki/


結婚して2週間が経った。

もともと一緒に住んでいたのもあり、生活にはさほど変化はないのだけれど、気持ちの面では少しずつ変化が出てきた。



まず最初に取り掛かったのが、これからの家計のお金の動かし方を決めること。
2人ともお金に関わる仕事というのもあり、自然にそう言う話になった。

今までは、二人とも10万ずつを共有口座に入れて、それで家賃とかもろもろを払い、残ったお金は各々が自由にしていた。
携帯代とか個別で払っている経費もあった。

それを今回契約を一本にまとめて、共通口座から引き落とせるようにした。

そして、共有口座に入れるお金を15万まで増やして、貯蓄は共有の口座でする事にした。

いろんな目的の貯金のために口座をそれぞれ作るのは面倒なので、住信SBI銀行目的別口座|住信SBIネット銀行の目的別口座を使うことに。
これを使うと5つまで目的別の貯金の管理ができる。

貯蓄のうち、老後資金として確定拠出年金に月23000円上限まで拠出して、節税+非課税メリットで増やそうかなと。

老後までに3000万貯めて借金なしなら、問題なく暮らしていける試算。
ふたりともそんなに物欲ないし


本当はカードの支払いとかも全部合算してもいいんだけど、いきなり変えるの大変だし、共働きのうちはこういう感じでいいかなと思ってる。

ある程度キャッシュが貯まってきたら、僕の口座に入れて運用に回す予定。
新婚旅行とかあるからしばらくは増えなさそう。

こうやって考えてるうちに、子育てとかいろいろ現実味が帯びてくるなあ。
子どもとか育てられるかな?

人生の3大問題 家

人生全体の中でリスクの最適化をするなら、子どもが成人までは家族の形態に応じて引っ越しをして、それから半分くらいキャッシュで出して家を買うのがよい、という結論が自分の中で出ているのだけど、賃貸には何かと制限があったりするから、子どもが出来てみないとなんとも言えないところがある。
 
 
  • 学校などの環境が悪くても引っ越しが可能
  • 4,50歳になってから家を建てると、死ぬまで家がもつ
  • 子育ての時に必要な部屋数、間取りは子育て後にはマッチしない
  • 人口が減っていくに従って、不動産の価格は下がっていく
 
二人とも一番上なので、実家をどうするかというのも微妙な問題。
 
どこに住むかってすごく大事。
いろいろイベントに行く事を考えると、東京まで1時間以内がいいかな。
 

仕事の未来

どうやら、人間の思考力を人工知能が超えるも遠い未来の話ではなさそう。

ダイヤモンドのロボット特集を読んで、いろいろ見て考えたのだけど、30年後の未来はどうなるのか想像もつかないね。



例えば司法とか、人間が作ったもので人間が判断を下すような分野であれば、人工知能に取って代わられる可能性というのはそんなに高くない。
また、芸術なども感情に大きく依存しているため、すぐに代替されるということはないだろう。

すぐにでも代替されてしまうのは、自動運転の研究が進んできている運転手、ビッグデータで解析すれば精度良く判断ができてしまうような貸し出しの審査の仕事、ペッパー君によってすでに脅威にされられ始めている窓口業務など。

Web上の記事なんかだと、もうすでに自動作成のAIに仕事が奪われ始めてるなんて話も聞く。





ロボットに人間の仕事が奪われる!というのは昔からある話で、結構多くの人がその説を信じている。

しかし、人間の知能をロボットが超えてくると、逆にロボットが人間の仕事を生み出すという未来がやって来そう。

今自分がやっているのが、ファジーな問題を定義して、できる限り要素に分解して、下に流すような仕事なんだけど、そういうことをもっと高次元でロボットが出来るようになって、仕事が生み出されるというのはありそうだ。


技術の進歩のスピードは指数関数的に速くなっているので、それを予見するのは不可能になってきている。

なので、これからは変化への対応力というのが、そのままイコール仕事力になる時代なのかもしれない。


扶養ってなんですか?

最近、所得税の扶養控除をなくすとか物騒な話が世間を騒がせておりますが、そもそも扶養の定義をきちんと理解している人が、パソコンの仕組みを理解しているおじいちゃんばりに少ない。

 
 
なので、扶養とはなんぞやというのをここら辺ではっきりさせておきたい。
というかいちいち説明するのがめんどいので、理解している人が少しでもふえてほしい。
 
 
まず、みんな誤解しているのが、所得税法における扶養と、社会保険の加入における扶養というのは全く別の概念ということだ。
扶養に入れますか?と聞かれても、まずそこから説明しなくてはならなくてやれやれ┐(´ー`)┌という感じになる。
 
 

まず一つ目

所得税法における扶養っていうのは、所得金額が38万以下であるかどうかで判断する。
収入が給与だけであれば、65万の給与所得控除があるので、38+65でよくいう103万というのがボーダーラインになる。
 
つまり1月から12月までにもらった給与の合計(額面。交通費、社会保険の控除分などは含まない)が103万以下であれば、扶養に入ることができる。
 
 
扶養に入れると何がいいかというと、例えば父親の扶養に入った子というパターンであれば、父親の所得控除に扶養控除の金額が加算され、扶養控除の金額(38万)×税率分だけ税金が安くなる。
 
 
夫婦の場合だと、少し特殊で配偶者控除となる。
金額は38万で変わらないのだけど、103万を少し超えてしまった場合でも、いきなり控除がゼロになるのではなく、配偶者特別控除というものに変わり所得が増えるにつれて段階的に控除額が減る仕組みになっている。(139万に達するまで)
 
 
つまり、夫婦であれば相手が103万を少し超えたくらいでは別にとやかく言うこともない。(ただし会社によっては扶養手当の対象が配偶者控除を受けられる103万までに限定しているところが多いのでそのが問題になる)
 
 
 

ふたつ目

社会保険における扶養だ。こちらは130万というのが基準になってくる。
しかしこれは前年の数字ではなく、あくまでこれから先の見込みで判断するので、入ってしまえばこちらのものというゴニョゴニョもある。
 
 
社会保険は、扶養に何人入れても保険料が変わらない仕組みなので、扶養から外れるイコールそのまま保険料分が負担増という形になる。(給与の月額だけで保険料が決まる仕組み)
保険料の目安は額面の14%だ。
それから逆算すると150万を越えるまではほとんどタダ働きみたいなものになる。
 
 
 
 
女性の労働力が103万の壁に阻まれているというところに着目して、その壁をなくせば女性の社会進出が促進される!
ぶっちゃけ扶養控除なくして税収増やしたいって前から思ってた!
というのが国の意見だそうです。
 
 
その代わり夫婦合算での申告で世帯単位で課税をするとかいうアメリカ的制度も検討に入れているみたいです。
 
 
 

まとめ

103万までは所得税の扶養で38万控除。何の問題もない。
 
130万までは社会保険の扶養にはいるので保険料がかからない。夫婦ならここまではそんなに影響ない。
 
130万超えて150万まではほぼタダ働き。下手したらマイナス。
 
国は女性を生かすために、扶養控除をなくして、103万に囚われずに働く形をつくりたい。