げんちゃがお金について考えてみた

お金に関すること、日々考えたことを書きます

保険の選び方1

最近世の中に保険を相談するところが増えてきたけど、あれってもちろんボランティアじゃないので、収益源があるわけ。


それが保険会社からの手数料なんだけど、だいたい保険料の20%とかかが多い。高いやつだと初年度100%なんていうのもある。それだけ営業に手数料として払っているから、日本は保険大国なんだよね。

アメリカは皆保険制度じゃないから、基本自前で生命保険に入るんだけど、それプラス人口を考えたら、日本の3倍くらいマーケットが大きくないとおかしいけど、実際は日本の方が20%くらい少ない程度。

つまるところ、日本人はたいがい保険に入りすぎているのだ。


自分の専門は法人の保険だけど、個人向けの保険も自分が入るに当たっていろいろ検討したので、基本的な考え方を書いてみる。


まず医療保険は基本不要だ
高額療養費制度というのがあり、月8万くらいまでしか負担はない。
それ以外の費用は貯金で賄おう。
差額ベッド代も病院都合なら請求されても払う必要はない。

ただし、先進医療特約のために最低限で加入するのは良いかもしれない。
オプションで月100円くらいの保険料だけど、万が一保険対象外の治療を受けるときのリスクをカバーできる。
確率的にはかなり低いけど、保険というのは万が一の時に人生を破綻させないためのものなので、こういう高額なリスクに対しては何らかの手当が必要だ。
それを入れても年間で2万くらいの保険料で済む。
もしくは、他の保険の特約で先進医療特約を付けられるものもあるので、それでカバーしてしまっても良い。


もし医療保険に入るのであれば、終身払いでなくて65歳までの短期前払いの契約にしよう。
その方が生命保険料控除のメリットである、節税効果を享受できる。終身払いの場合、収入がなくなってからも保険料を払い続けないと、万が一の時に保険金がもらえない。
収入がないのに保険を払い続けるのって、なんだか本末転倒な感じしません?

あとは、払い方を年払いにすると更に保険料が安くなる。5%くらい変わったりするから侮れない。
これもこちらから言わないと金額とか出してくれない場合が多いので、知ってるのと知らないのだと大きく差が出る。



死亡保険もほとんどの家庭には過剰な保証だ。

だいたい、30才で死んでも60才で死んでも同じ保険金額である必要性がまるでない。

そもそも、いきなり10000万入金してきて、はいこれで死ぬまで生活してくださいといって、計画通りに生活できる人がどれだけいるだろうか。


代わりにオススメしたいのが、収入保証保険だ。
これは例えば自分が死んだ後に、奥さんが65歳になるまで毎月10万円が支払われるというような契約になる。
年金がもらえるまでをこの保険でカバーして、それ以降は年金で生活するような形になる。
だからムダがない。

そして、途中で子どもが生まれたりして、保険の見直しをしても今までの保険料がムダになるということもなく、デメリットがほぼない。
死亡保険なんかだと、貯まりがあるので、途中解約はかなり損する形になる。


長くなったので、続きはまた気分が乗れば書くよ。


追記しておくと、金銭だけでなく、感情のカバーも大事だと思うので、論理の部分を理解した上で、なお不安があるようであれば、加入することは意義があることだと思う。


げんちゃ

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新しいことを始める

だんだん歳をとってくると、新しいことを始めるのが難しくなってくるものだけれど、もっとカジュアルにいろいろ始めた方がいいよねって最近思う。


というのも、ここ数年を見ているだけで時代の流れがどんどん早くなってきていて、新しいことをやらないことのリスクが目に見えて大きくなってきてるからだ。

昔は、数世代に渡って同じ職業をしていたり、ちょっと前だと一生同じ会社に勤め上げるという感じだったと思うけど、もはや10年後に自分がどういう仕事をしているか、どういう職業が存在しているかさえ分からないような時代になってきてる。


自分の今やっていることを惰性で続けていると、気づいたら仕事がなくなっていたり。

逆に考えると、今よく分からなくてなんとなく遊びでかじっているだけのことが、将来仕事になったりということも出てくると思う。


自戒を込めて書くと、新しいことを始められない言い訳は、
時間がない
お金がない
知識がない
自信がない
こんなところ。


忙しい人ほど、隙間時間に本を読んだりして、まとまった時間がないにも関わらず、毎月何冊も読んでいたりする。
やらないことを決めれば、時間はいくらだってできる。

お金と知識は、インターネッツで基礎的な情報なちょちょっと検索すればGoogle先生が無料で教えてくれるから、ほとんど必要ない。
基礎的なところがわかったら、Amazonとかメルカリで中古の評価がよい本を何冊か買えば、さほどお金もかからない。

みんな最初は素人だし、とりあえず走りながら考えるのも大事だと思う。
スタート地点ではずいぶんと上に見えるところでも、3ヶ月して気づいたら通り越していたなんてこともあるかも知れない。


頭のいい人ほど、現在の情報のみで論理的な結論を出してやる前にあきらめちゃったりするけど、始めてみないと見えない情報って結構多いし、現状この文章も書き始めた時に想像していなかった終わり方をしようとしてる。

変化が多い時代、我々もカジュアルに新しいことを始めたりやめたりしちゃえばいいんじゃないの?

執筆時間30分 850文字

投資のはじめかた

よく同年代にも聞かれるので、投資のはじめかたを書いてみる。

 

まずは結論。

1.ネット証券に口座を開く。(ネットで完結!

2.余裕資金からETFを買う。(一回やれば簡単!

3.これを毎月機械的に行う。(忘れちゃってもok!

4.ほんとにものぐさな人にはこれを全部自動でやってくれるサービスがある!

 

さてハードルをぐっと下げたところで解説。

 

今の時代、年金がもらえるか分からない、給与が上がっていく保証がないという不安もあり、みんな老後資金のために資産運用というのをやった方がいいというのは分かっているはず。

だけど、実際どうしたらいいか分からなかったり、どれくらい元手が必要か分からなくてはじめられなかったり、という感じだと思う。

 

大きなお金が動く世界というのは残酷で、素人が何も考えずに足を踏み入れると、すぐに身ぐるみ剥がされてしまう。

だから、はじめは防御力高めで、小さくスタートするのがいい。

 

防御力を高めるには、いくつかポイントがある。

一つは手数料が安いこと。

銀行の窓口とかで売ってる投資信託なんかが手数料高いやつの代名詞だよね。

手数料が高い=はじめからマイナスでスタート なので、手数料は敵。

 

もう一つはリスクが低いこと。

リスクという言葉は、なんだか危ないというイメージがあるかもしれないけど、ただ単に値段の振れ幅を表す言葉にすぎない。

 

 

そんな手数料が安くて、リスクが低いものなんてあるのかよ〜というあなたにETFがオススメ!

ETFというのは簡単にいうと、少額から買える詰め合わせセットで、いろんな商品が入っていることで、こっちは上がってあっちは下がってとなるので、値動きが少なくなる=リスクが減る。

また投資信託と違って、内部で頻繁に売買するものではないので、運営する側も経費がかからず、その分販売するときの手数料も安い。

 

ネット証券で買うのも、手数料を下げるため。

 毎月買うのも、リスクを下げるための手法。

 

というわけで、1万円くらい握りしめてネット証券へGo!

あとでリンク貼る予定。。。

結婚して2週間経って お金のこと

http://instagram.com/p/tR_8XLCYki/


結婚して2週間が経った。

もともと一緒に住んでいたのもあり、生活にはさほど変化はないのだけれど、気持ちの面では少しずつ変化が出てきた。



まず最初に取り掛かったのが、これからの家計のお金の動かし方を決めること。
2人ともお金に関わる仕事というのもあり、自然にそう言う話になった。

今までは、二人とも10万ずつを共有口座に入れて、それで家賃とかもろもろを払い、残ったお金は各々が自由にしていた。
携帯代とか個別で払っている経費もあった。

それを今回契約を一本にまとめて、共通口座から引き落とせるようにした。

そして、共有口座に入れるお金を15万まで増やして、貯蓄は共有の口座でする事にした。

いろんな目的の貯金のために口座をそれぞれ作るのは面倒なので、住信SBI銀行目的別口座|住信SBIネット銀行の目的別口座を使うことに。
これを使うと5つまで目的別の貯金の管理ができる。

貯蓄のうち、老後資金として確定拠出年金に月23000円上限まで拠出して、節税+非課税メリットで増やそうかなと。

老後までに3000万貯めて借金なしなら、問題なく暮らしていける試算。
ふたりともそんなに物欲ないし


本当はカードの支払いとかも全部合算してもいいんだけど、いきなり変えるの大変だし、共働きのうちはこういう感じでいいかなと思ってる。

ある程度キャッシュが貯まってきたら、僕の口座に入れて運用に回す予定。
新婚旅行とかあるからしばらくは増えなさそう。

こうやって考えてるうちに、子育てとかいろいろ現実味が帯びてくるなあ。
子どもとか育てられるかな?

人生の3大問題 家

人生全体の中でリスクの最適化をするなら、子どもが成人までは家族の形態に応じて引っ越しをして、それから半分くらいキャッシュで出して家を買うのがよい、という結論が自分の中で出ているのだけど、賃貸には何かと制限があったりするから、子どもが出来てみないとなんとも言えないところがある。
 
 
  • 学校などの環境が悪くても引っ越しが可能
  • 4,50歳になってから家を建てると、死ぬまで家がもつ
  • 子育ての時に必要な部屋数、間取りは子育て後にはマッチしない
  • 人口が減っていくに従って、不動産の価格は下がっていく
 
二人とも一番上なので、実家をどうするかというのも微妙な問題。
 
どこに住むかってすごく大事。
いろいろイベントに行く事を考えると、東京まで1時間以内がいいかな。
 

仕事の未来

どうやら、人間の思考力を人工知能が超えるも遠い未来の話ではなさそう。

ダイヤモンドのロボット特集を読んで、いろいろ見て考えたのだけど、30年後の未来はどうなるのか想像もつかないね。



例えば司法とか、人間が作ったもので人間が判断を下すような分野であれば、人工知能に取って代わられる可能性というのはそんなに高くない。
また、芸術なども感情に大きく依存しているため、すぐに代替されるということはないだろう。

すぐにでも代替されてしまうのは、自動運転の研究が進んできている運転手、ビッグデータで解析すれば精度良く判断ができてしまうような貸し出しの審査の仕事、ペッパー君によってすでに脅威にされられ始めている窓口業務など。

Web上の記事なんかだと、もうすでに自動作成のAIに仕事が奪われ始めてるなんて話も聞く。





ロボットに人間の仕事が奪われる!というのは昔からある話で、結構多くの人がその説を信じている。

しかし、人間の知能をロボットが超えてくると、逆にロボットが人間の仕事を生み出すという未来がやって来そう。

今自分がやっているのが、ファジーな問題を定義して、できる限り要素に分解して、下に流すような仕事なんだけど、そういうことをもっと高次元でロボットが出来るようになって、仕事が生み出されるというのはありそうだ。


技術の進歩のスピードは指数関数的に速くなっているので、それを予見するのは不可能になってきている。

なので、これからは変化への対応力というのが、そのままイコール仕事力になる時代なのかもしれない。